名古屋城は「尾張名古屋は城でもつ」と歌われるほど、名古屋の象徴として良く知られて来ましたが、そもそも名古屋城は、誰が何の目的で建てたのか調べてみました。

名古屋城は徳川家康が天下統一のため最後の布石として慶長14年(1609)に築いた城です。

慶長5年(1600年)の関ヶ原の戦いで勝利をおさめた徳川家康でしたが、大阪城に健在している豊臣秀頼を警戒しており、大阪を取り囲むように豊臣包囲網の城を次々に築いていきました。その一大拠点が名古屋城です。

かつての城は、戦争により昭和20年の空襲で焼失されてしまいましたが、戦後の復興にともない、昭和34年(1959年)に外観は昔のままに天守閣が再建されました。

その後、本丸御殿が2009年(平成21年)1月に復元に着手し、2018年(平成30年)6月に完成しました。

その本丸御殿のそばに5層・5階で55,6メートルと巨大な天守閣がそびえ立っています。これは、現在のビルで例えると8階建てのビルに相当されるそうです。

天守閣と言えば屋根です。破風と言う屋根飾りが4方向に22もあり、屋根の両端には有名な金のシャチホコでが名古屋城を華やかにしています。

天守閣の土台となる石垣は、扇の勾配と言われる緩やか曲線で上にいくほど反って敵が登れないように工夫されています。

天守閣の延べ床面積4,564平方メートル。姫路城の約2倍とも言われており、スケールも豪華さも史上最大と言われるお城で日本三名城の一つです。

また、本丸御殿には、日本絵画史上最大の画派である狩野派の狩野貞信や狩野探幽などの絵師たちにより、金箔であしらわれた障壁画が部屋ごとに違う題材で描かれています。

戦災により本丸御殿は焼失してしまいましたが、取り外すことができた襖絵や天井板絵などは残っており、そのうちの1,047面が国の重要文化財の指定を受け今も大切に保管されています。

※2019年1月現在、天守閣は耐震性が低いことに対応するために閉館されています。

名古屋城住所:〒460-0031 愛知県名古屋市中区本丸1-1
電話番号:052-231-1700
開園時間:午前9時~午後4時30分 入場は16:00まで 
観覧料:大人500円/中学生以下は無料